令和7年9月に在宅医療クリニックを開業させていただきました。
私は、約20年間、外科や救急外来などの現場で患者さんと向き合ってきました。
急性期医療では救命することを最優先していましたが、ご自宅での生活が難しくなってしまう患者さんも少なくありませんでした。
令和4年、縁あって訪問診療に携わることになりました。
今までの経験では見えていなかった、退院後の患者さんの生活の一端を見ることができました。
急性期医療では、病院の中で医療を中心とした日々が過ぎていきます。
しかし、在宅診療に携わるようになって、日々の中心は生活である、という当たり前のことに気づきました。
病気だけを診るのではなく、患者さん一人ひとりの生活に寄り添いながら、その方らしい医療のかたちをご本人・ご家族とともに探っていく、住み慣れたご自宅で、医療がそっと生活に溶け込むかたちで、そばにいられる存在でありたい。
患者さんやご家族が大切に過ごしてきた「のどか」な時間が、一日でも長く続いていくように。
『厚別ホームケアクリニック のどか』では、そのような在宅医療を目指し、誠実に歩んでまいります
厚別ホームケアクリニックのどか院長
野田 雄也 のだ ゆうや
略歴
| 平成15年3月 | 旭川医科大学卒業 |
| 平成15年4月 | 旭川医科大学病院 第一外科 小児外科 |
| 平成16年4月 | 北見中央病院 外科 |
| 平成16年10月 | 旭川医科大学病院 麻酔科 |
| 平成17年4月 | 留萌市立病院 外科 |
| 平成19年10月 | 旭川医科大学病院 第一外科 |
| 平成20年4月 | 留萌市立病院 外科 |
| 令和4年4月 | 医療法人社団秀和会ファミリークリニックこころ |
資格
| 身体障がい者認定医 |
| 難病指定医 |
| 旭川医大 緩和ケア研修会 修了 |
自らの職務を自覚するとともに、知識と技術の習得と向上に努めます。
すべての人に対し思いやりのある接遇、安全を配した医療サービスを提供します。
プライバシーの尊重と守秘義務を厳守します。
関係機関、サービス事業所の方々と互いに尊重し、患者さんに適切なチーム医療を提供します。
『厚別ホームケアクリニック のどか』のシンボルマークは、患者さんを中心として、多様な人々が支える姿を表現しています。
『のどか』には、穏やかなさま、のんびりと落ち着いている、気ままである、という意味があります。
中央の円は患者さん自身。患者さんを包む円は、ご家族、医療スタッフ、地域社会など、患者さんを支える人々を象徴しています。
それぞれの円は異なる色で彩られ、個性と役割の違いを表しています。
また、あえて閉じないかたちにすることで、「得意や個性を活かして支え合う」「つながりは常に開かれている」という意味を表しています。
それぞれの色は「のどか」が目指す、穏やかでのんびりと落ち着く雰囲気を表現しています。

